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  Making Of Animal illustration
これから上の犬のイラストの制作手順を写真とともに簡単に説明していきたいとおもいます。
撮影の環境の都合で、画像の色味、明るさに多少バラつきがあるのはご容赦下さい。

イラストボード(CRESCENT BOARD No.215)にアクリル絵の具 Liquitexの透明水彩。
今回使用した色は、チタニウムホワイト、アイボリーブラック、コバルトブルー、ペイニーズグレー、
インドオレンジレッド、ローアンバー、ローシェンナ、ブロンズイエロー。

 
 
  
 
  下絵をイラストボードにトレースした後、全体の形とトーンをつかむために、
資料写真をよく見ながら大まかに筆にて着彩していきます。
絵全体での一番明るい部分、暗い部分、中間の部分とここで見極めていきます。
 
 
 
 
  ある程度、形がつかめたら、広い部分をエアーブラシにて着彩します。
エアーブラシにて吹き付ける際、色の付いてほしくない部分にはマスキングをして色が付くのを防ぎます。
マスキングにはマスキングテープや、広い面にはマスキングシートを使います。
マスキングシートは、貼り付けた後にサークルカッター等で切り抜いて使います。
絵柄に沿って切り抜く事によって、曲線に自由に対応します。

メカイラストのように、面や色や線がはっきりしているものは、絵の中にて何度も切り分けて塗るのですが、
今回は、絵の外側の楕円の周りにだけマスクで覆っています。
写真のブルーになっている部分がマスク。この部分には色がつきません。

マスキングが済んだら、いよいよエアーブラシにて色を吹き付けます。
一度に濃く吹き付けるのではなくて、筆と同じ様に、様子を見ながら少しずつ色付けていきます。
陰影をつけ、動物の柔らかい毛並みの質感を出すよう心がけます。
ブラシを終えたら、丁寧にマスクを剥がします。
 
 
  
 
  次に、目等の重要なパーツ、毛並みなど細部を面相筆にて描き進めます。
エアーブラシでは柔らかい雰囲気と微妙なグラデーションを出しましたが、
エッジを利かせたい部分や細やかな表現には筆を使って、画面を引き締め、全体を整えていきます。
印刷媒体等で使われる場合は、ここで手を抜くと全体がボケた感じになるので、特に気をつけます。

アクリル絵の具は乾くと耐水性になるので、重ね塗りをしても下の色が溶けて混ざることはありません。
また、透明水彩は、塗り重ねても下の色がすべて隠れてしまいません、
逆に重ね塗りをする事によって得られる効果を活かして、色に深みを出していきます。
 
 

 
  最後にポイントとなる部分にハイライトをいれて、
全体が整ったらほぼ完成です。




 
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